”ユキトキ”の歌詞を考察すると 鳥肌が止まらない!

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”やはり俺の青春ラブコメは間違っている”1期のOPユキトキ。この曲は雪ノ下がテーマの曲というのはご存じの方も多いでしょう。そして歌詞の意味も”なんとなく”理解している方も多いと思います。

しかし、きちんとロジックを組んで改めて考察すると衝撃が走ります。なので”なんとなく”ではなく、きちんと考えてみたいと思います。ただ言葉にしない美しさもあると思うので、歌詞の一部を考察します。

そもそも”ユキトキ”とは?

ユキトキ…これはやなぎなぎさんの造語であり、雪が解けていく様子を表しているそうです。

多分、雪が解けていく打ち解けていく。をかけているんでしょうね。

「ユキトキ」やなぎなぎ 作曲:北川勝利 作詞:やなぎなぎ

陽の満ちるこの部屋 そっとトキを待つよ

気づけば俯瞰で眺めてる箱 同じ目線は無く いつしか心は白色不透明 雪に落ちた光も散る    雲からこぼれる冷たい雨 目を晴らすのは遠い春風だけ

歌詞が全体的に冬の印象を受けます。

 俯瞰…高いところから見下ろすこと。そして恐らく、箱とは部室、教室を指しているのでしょう。雪ノ下が1人、教室にいることが想像できます。つまり、”奉仕部の部長をしているけど誰も来ず、一人で教室にいる。気が付くと部長であるのに他人事のように奉仕部の部室を眺めている。”

 そして春風って暖かくて温もりを感じますよね。なので春風は、出会いや人との関わりを比喩していると考えられます。なので、きっと1年の冬も、雪ノ下は一人で奉仕部の部長として教室にいたのではないでしょうか。それが2年の春になると...

アザレアを咲かせて 暖かい庭まで 連れ出して 連れ出して なんて ね
幸せだけ描いたお伽話なんてない わかってる わかってる それでも ね そこへ行きたいの

アザレアの花言葉は「恋の喜び」「節制」。英語では「もろさ」というのもあります。

そして、白いアザレアは「充足」「あなたに愛されて幸せ」、赤いアザレアは「節制」、ピンクのアザレアは「青春の喜び

間違った青春をおくる比企谷。少しずつ自分を見つけ出している雪ノ下。青春を思いっきり楽しんでいる由比ヶ浜。これを踏まえて”ユキトキ”のOPを見ると驚きます。

 実は”ユキトキ”のOPを見ると、比企谷は赤と白、雪ノ下は白のみ、由比ヶ浜はピンクのみ、のアザレアが咲いています。花言葉とキャラクターのイメージがかみ合っている感じがしますよね。

2番の歌詞は、一か所だけ考察します。他の歌詞は、正直解説する意味がないと思うので割愛します。

奇跡だけで出来た完全結晶はない だからそう ひとつずつ ゆっくりと手をつないでいくの

雪ノ下が比企谷や由比ヶ浜に出合ったのは、奇跡でも運命なんかでもない。だから相手のことがよく分からないのが当たり前。でも少しずつ歩み寄って、相手のことを知っていく。俺ガイルの11話で由比ヶ浜が休憩中の比企谷と話している内容につながっていると思われます。

ひとりで守っていた小さなあの部屋は 少しだけ空いている場所があって
ずっと知らなかったんだ ふたりでも いいんだって わからずに待っていたあの日は もう

雪解けと一緒に春にかわっていくよ 透明な水になって そうして ね
アザレアを咲かすよ 長い冬の後に 何度でも 何度でも 陽の満ちるこの部屋の中で

 歌詞が全体的に春の印象を受けます。

冬から春に。と一番の歌詞と対比になっています。ここは文化祭を連想されますよね。比企谷に「変わらなくてだろ、そのままで」と言われ、陽乃についていくことしかできず、姉と比較してばかりで自分が分からなかった雪ノ下。でも私は私でいいんだと、比企谷にそのことを気づかされた。まさに”充足”ではないでしょうか。

 そして!ここは俺ガイル完の最終話を想像してみてください。由比ヶ浜、雪ノ下、比企谷の関係をきちんと終わらせて、また新たに始める、何度でも。今度は一人じゃなくて、二人で..。雪ノ下も比企谷に自分を見つけてもらえた。だから、もう自分の行動に迷いはない。

アザレアの花言葉は「恋の喜び」、「青春の喜び」

最後に

これは考察なので、必ずしもこのような意味合いがあるわけではありません。また、もし何か意見や感想があったら是非教えてください。

ご清覧ありがとうございました。

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