玉縄のセリフを日本語訳すると…。俺ガイル続

俺ガイル
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”やはり俺の青春ラブコメは間違っている続”の色々な意味で印象的なシーン。

引用①

玉縄「みんな、もっと大事なことがあるんじゃないかな……ロジカルシンキングで論理的に考えるべきだよ。お客様目線でカスタマーサイドに立つっていうかさ」

意識高いA「ならアウトソーシングも視野に入れて」

意識だけ高いB「でも今のメソッドだとスキーム的に厳しいよね」

意識高い(笑)C「なるほど。じゃあ、リスケする可能性もあるね」

                                 渡航先生著 俺ガイル9巻p83~84より

玉縄さんのセリフや比企谷のフラッシュアイデアを日本語訳してみました

まずカタカナ語の意味。ロジカルシンキング=論理的思考 カスタマーサイド=お客様目線     アウトソーシング=外部委託(簡単に言うと他の組織に協力を依頼すること)           メソッド=方法、スキーム=計画を行う枠組み、リスケ=スケジュールを組み直すこと

これらを踏まえて翻訳すると

玉縄「論理的思考で論理的に考えようよ!お客様目線でお客様目に立つっていうかさ。」  A「なら他の学校に協力を依頼ことも視野に入れて」(論理的思考とお客様目線のためになぜ外部に協力を求める…。)                              B「でも今の方法だと計画的に難しいね」(方法って何の方法?計画なんか決まってた?) C「なるほど。じゃあ、いったん仕切り直す可能性もあるか」(それはある。大いにある。というかそれしかない)

論理的の、論理的による、お客様目線のための会議。でしょうか。会話がマジでかみ合っていませんw。ただ最後の意識高い系(笑)は、真面なことを言っていますね。そうなると相槌の”なるほど”の意味が可笑しくなりますが。

実はこの前の場面でも…

玉縄「議題は前回に引き続いて、イベントのコンセプトの内容面でのアイデア出しを……」

A「俺たち高校生への需要を考えると、やっぱりマインド的な部分でのイノベーションを起こしていかないと……」

B「そうなると、当然、俺たちとコミュニティ側とのWINーWINな関係を築くことを前提条件として考えなきゃいけないよね。」

C「そうなると戦略的思考でコストパフォーマンスを考える必要があるんじゃないかな。それでコンセンサスを取って……」

                             渡航先生著 俺ガイル9巻p80~81より

コンセプト=概念、構想、終始一貫した考え マインド=精神、個人や集団が何かをしようとする意識。  イノベーション=革新 コミュニティ=共同体 WIN-WIN=双方が勝利、または利益を得る  コストパフォーマンス=費用と利益の割合  コンセンサス=合意

これらを踏まえて翻訳すると

玉縄「議題は前回に引き続いて、イベントの終始一貫した考えで意見を出し。」

A「俺たち高校生の需要を考えると、精神的な部分での革新を起こしていかないと

B「そうなると、当然、俺たちと自治体側との間で双方の利益を出すのが前提条件として考えなきゃいけないよね」

C「そうなると戦略的思考で費用を抑えて且つ利益を出す必要があるんじゃないかな。それで合意を得て。」

次のシーン。

比企谷「これはフラッシュアイデアなんだが、さっきの提案のカウンターとして、二校のより密接な関係を築いて連携をとることで、最大限のシナジー効果を期待する方がいいと思うんだが、どうだろう?」

玉縄「……なるほど。じゃあ、高校じゃない方がいいね。大学生とか」

比企谷「いや、待て。それだとイニシアティブがとれない。スクールホルダーとコンセンサスを得るにしても、ブレないマニフェストをはっきりサジェスチョンすることができるパートナーシップをだな……」

一色「先輩、何言ってるんですか……」

玉縄「なるほど。それじゃあ……」「すぐ近くにある小学校はどう?僕たち高校生だけじゃなく、違う方向性も取り入れられるかもしれない。」

比企谷「……は?」

玉縄「うーん、ゲーミエデュケーションっていうのかな?ああいうふうに楽しみながら作業するようにできれば地域の小学生の力を借りれるんじゃないかな」
            
                       渡航先生著 俺ガイル9巻p114~115

フラッシュアイデア=瞬間的な思いつき  カウンター=対抗策 シナジー効果=相乗効果(お互いが良い影響を及ぼし合うこと。)

イニシアティブ=主導権 ステークホルダー=利害関係者 コンセンサス=合意

マニュフェスト=具体的な目標 サジェスチョン=提案すること パートナーシップ=共同関係

ゲーミエデュケーション=ゲームの技術を教育の場に応用すること。

これを踏まえて翻訳すると……

比企谷「閃いたんだが。協力する高校を増やすのではなくこの2校でイベントを行い、より深い関係性方を築いた方がいいと思うのだが、どうだろう?」

玉縄「なるほど。じゃあ、高校生じゃない方がいいね。大学生とか」

比企谷「待て。それだと大学生が主導権を握る。利害関係者と合意を取るにしても、ブレない目標をはっきり提案できる共同関係を……」

玉縄「なるほど。それじゃあ……」「すぐ近くにある小学校はどう?僕たち高校生だけじゃなく、違う方向性も取り入れられるかもしれない」

比企谷「はっ?……」

玉縄「うーん、遊びながら学ぶっていうのかな?ああいうふうに楽しみながら作業するようにすれば小学生の力も借りれるんじゃないかな?」

…話聞いてないですね。この2校でやろうよ!って言っているのに。大学生とやった方が良いのか!どう解釈したらそうなるんでしょう…。玉縄さんは、協力者を増やすということしか考えていないのでしょうか。

翻訳してみると、比企谷の言いたいことはなんとなくわかりますが、玉縄さんは..。恐らく玉縄さんは自分の考えや目的を達成するために相手の発言を都合よく解釈してしまっているのでしょう。

”会議は踊るされど進まず” 。まさにウィーン会議ですね。

※この翻訳は私が独自に解釈したものです。そのため、100%正しいかどうかは分かりません。このことをご了承ください。

またアイキャッチの画像は、Wikipedaより。やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 – Wikipedia

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