日本の漢字には、音読み、訓読みというものがあります。1つの漢字でも2つの読み方があったりします。たとえば ”子”には「し」と「こ」という読み方がありますね。
でも音読み、訓読みに当てはまらないような漢字もあります。たとえば「扁桃」
これ「アーモンド」です。扁桃は「平たい桃」という意味でアーモンドの実と桃の実が似ているからだそうです。調べてみると、本当にアーモンドの実って桃に似ています。
アーモンドの実;~≪アーモンドの実を収穫しました!≫~ – ~About主婦の徒然日記~ (hatenablog.com)
子子子子子子子子子子子子 なんて読む?
さて、本題です。
子子子子子子子子子子子子
これなんと読むでしょう? ”ここここここここここここ”でしょうか? ”しししししししししししし”でしょうか? ”しこしこしこししこしこし”でしょうか?
正解は・・・
ねこのここねこ ししのここじし、です。漢字で書くと「猫の子仔猫、獅子の子仔獅子」。
どういうことだってばよ?
って”かんじ”ですよね・・・。
子子子子子子子子子子子子 読み方の解説
まず”子”には、「こ」、「し」と「ね」の読み方があります。「ね」は十二支を見ると分かりますね。これは、言葉遊びの1つだそうです。
由来は宇治拾遺物語の一節
その昔、何でも漢字のよめる頭の良い、篁(たかむら)という方がいました。天皇様は、この篁と自宅へ戻ると「無悪善」と書いてありました。そして天皇様が篁に「なんて読むのだ?」と訊きました。
篁は「さがなくてよからむ」と答えました。これは、”天皇なんていなければいい”という意味です。天皇様は、プンプンです。同時に天皇様は、この漢字が読めた篁が犯人だと考えました。
しかし篁は、「私は、どんな漢字も読める」と反論したそうです。そこで天皇様が「子子子子子子子子子子子子、何と読む?」と質問したところ、篁は「ねこのここねこ ししのここじし」と答え、天皇様の怒りが冷めたそうです。
※この話は、私が少しアレンジしているので詳細が知りたい方は、こちら↓↓
参考
へぇ~って感じですよね。にしても”子”の文字が圧倒的に足りませんけど、これ合ってるんですかね。ここのねこ、コネコネゴシゴシとかでも良い気がしますね笑。とまぁ、たまたま面白い発見があったので紹介してみました。
最後までご清覧ありがとうございました。
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