パソコンのデータをバックアップしたい!
と悩んでいる方へ。この記事では、Window11のデータ、システムをバックアップできるソフトを紹介していきます。その名も
このソフトを使用してみた感想や評価、使い方、インストール方法まで書いていきます!
AOMEI Backupperを作成した会社
まずソフトの信頼性、安全性を示すためにAOMEI Backupperを作っている会社について説明します。
AOMEI Backupperは、AOMEI Technologyという会社が作っているソフトです。この会社は、シンガポールで生まれ、創業10年という歴史を持っています。主にデータ保険。データの安全性を高めるソフトを作っています。
作成したソフトは、180以上の国と地域、500社以上に利用され、何千万という人に愛されています。
そのためAOMEI Backupperを作った会社は、非常に信頼性が高く、安全性が高いといえるでしょう。
AOMEI Backupperの機能
AOMEI Backupperの機能は、主にこの5つです!
どういう意味?
というわけで詳しく説明していきます。
システム,ディスク,ファイル,パーティションのバックアップ
まずシステムとは、OSや、ブラウザ、メールソフトなど、パソコンで作業する為のソフトウェアの事です。要は、パソコンを使うのに必要なものってことです。
次にディスク(ハードディスク)とは、「パソコンさんの中身が入っている箱。」のことです。つまり収納箱みたいなものです。
パーティションは、「ハードディスク内のお部屋のこと。」すなわち、収納箱を区切って、部屋を増やした感じです。
これらに加え、ファイルなどをバックアップできる機能があります。バックアップしたデータをUSBメモリーなどで保管しておけば、データが残るということです。
システム,ディスク,ファイル,パーティションの復元
バックアップしたデータを元にして、復元する機能です。つまり、データが消える。→バックアップしたファイルを復元→元に戻る、という機能です。
ディスク、パーティションのクローン作成
クローンは、ハードディスクを交換するのに適しています。
バックアップとの違いを知りたい方は、こちらバックアップとクローンの違い
ディスククローンの作成(制限あり)、パーティションのクローンやSSD 4Kアライメント、セクタ単位のクローンを作成できます。
セクタ単位のクローンはあまりしないため、SSD 4Kアライメントの説明だけします。すごく簡単に言うと、HDD→SSDにするときに使います。HDDは、ハードディスクと同じようなものです。SSDは、HDDの亜種みたいなものです。
HDD→データの長期保存に向いている、価格が安い、低速
コメントより
SSD→データの長期保存には向かない、価格が高い、高速
ファイルの同期
同期とは、2つのパソコンでファイルなどの情報を共有するみたいな感じです。
複数のパソコンを持っている方には便利な機能です。もし1つのパソコンが壊れても、同期したパソコンがバックアップのような機能を果たします。
その他のツール
その他にもログの確認、ストレージの管理などの機能があります。さらにブータブルメディアの作成というものがあります。
パソコンのOSが機能しなくなり、Windowsが起動しない時、ブータブルメディアからバックアップを呼び、復元することが出来ます。
AOMEI Backupperを利用した感想・評価
では、実際にAOMEI Backupperというソフトを利用してみた感想や評価をします。
AOMEI Backupperを使った感想
実際にソフトを使用してみて思ったことは、主にこの3つになります。
- 用語が難しい
- 少し面倒なことが多い
- 操作が直感的で理解しやすい!
詳しく話していきます。
用語が難しい
IT用語が大量に書かれています。バックアップをすると言っても、システムバックアップ、ディスクバックアップなど様々な種類があります。
そのためどのバックアップをするべきなのか、分からないことがありました。他にもクローンや同期など、理解の難しい用語が多いように思えました。
しかし営業時間であれば、技術サポートをしてもらえます。ですので、分からないことがあっても大丈夫でしょう。
少し面倒なことが多い
広告が出てきたり、ソフトを起動すると「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞いてきます。毎回このようなことがあるので、少し面倒だと感じます。
ソフトを起動するたびにアラームと「許可する」のボタンを押さなければならないのは、少し手間です。
操作が直感的で理解しやすい!
用語が少し難しいですが、操作は非常に単純でした。何となく、これかな?というようなボタンを押していれば、バックアップができました。
そのためパソコンの操作に慣れていない人でも大丈夫かと思います。
AOMEI Backupperの評価
使いやすさ
分かりやすさ
性能
どうしてこのような評価なのか、解説します。
操作性は、抜群
感想でも述べた通り直感的な操作で、使いやすいです。ボタンをポチポチしてれば、バックアップが出来ます。
これならパソコン初心者でも簡単に利用できるかと思います。
用語に慣れれば、分かり易い
用語は、難しいものが多いです。しかし用語の意味を理解すれば勝手に覚えますし、慣れれば楽です。そのため多少は、分かり易いかと思います。
ただ知識0で大量の専門用語を見るのは、キツイでしょう。技術サポートが不可欠かと。
無料でも十分使える性能
AOMEI Backupperは、有料版と無料版があります。やはり有料版の方が性能は高いです。しかし、無料版でも十分使える性能を兼ね備えています。
正直、無料のままでも十分使えると思います。無料でここまでの機能を使えるのは、大分太っ腹らです!
AOMEI Backupperは、こんな人にお勧め!
これまでの機能、評価を考慮し、こんな人がインストールすると良いかも!というのを紹介します。
バックアップをしておけば、もしもの時にも安心です。このソフトは、無料です。そのためとりあえずインストールして、バックアップを取ってくと良いかもしれません。
AOMEI Backupper インストール方法
AOMEI Backupperをインストールする方法は、非常にシンプルです。たった3ステップで出来ます。何も考えずに「OK」とか「スキップ」を連打しても大丈夫です。
- インストーラーのダウンロード
- インストール準備
- インストーラー
ステップ① インストーラーのダウンロード
まず公式サイトに行ってインストーラーを取得します。インストーラーとは、ソフトをインストールするためのファイルのことです。
無料ダウンロードと緑で書いてあるボタンを押しましょう。
無料のWindowsバックアップソフトのダウンロード
下記のボタンからでもファイルをGETできます。
ボタンを押すと、「AOMEI Backupper Std.exe」というファイルがダウンロードされます。このファイルを開きましょう。
ファイルを開くときの注意
インストーラーのファイルを開くとき、ピロン、というアラーム音とともに「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という文字が表示されます。これは、ウイルス対策のシステムです。
勝手にアプリがダウンロードされるのを防ぐ機能なので、「許可する」を押して、大丈夫です。
このソフトは、私もダウンロードしましたし、安全と信頼のある会社のソフトですので、十分安全です。
ステップ② インストール準備
ファイルを開くと、まず言語選択の画面が出ます。これは、日本語で大丈夫でしょう。そのままOKです。
そして、有料版を勧めてくる画面が出てきますが、スキップします。まずは無料でインストールしてみましょう。
ステップ③ インストール
先ほどの画面を「スキップ」すると、「今すぐインストール」という画面が出ます。このボタンを押します。(もしファイルの保存先を変えたいなら、”パス”というところを押します。)
これで終了です。お疲れさまでした!
AOMEI Backupperの使い方
AOMEI Backupperの使い方を紹介していきます。
使い方は、公式サイトにも載っています。公式サイトで、使い方を確認する方が良いかもです。
バックアップのやり方
ホーム画面から「バックアップ」の項目へ飛びます。システム、ディスクなどのバックアップしたいものを選択します。ここでは、システムバックアップにします。
バックアップするデータの保存先を選びます。保存する場所は、どこでも大丈夫ですが、分かり易いように新しくフォルダを作った方が良いと思います。(私は、「バックアップ」というフォルダを新しく作りました。)保存先を選んだら、開始をクリックします。
すると、こんな感じの画面が出ます。一応、キャンセルもできるので、間違えても大丈夫です!
これで終了です!
ファイル同期のやり方
まず同期するデータを選びます。「フォルダを追加」を押すと、エクスプローラー(ファイルとか保存してある場所)が開きます。同期したいデータを選びましょう。
同様に同期する場所を選びます。
同期元のデータと同期先の場所が決まったら、開始をクリックします。
これで終了です!
データの復元の仕方
このソフトでバックアップしたデータを復元するのか、バックアップのデータがあるファイルを復元するのか選びます。
今回は、「タスクを選択」を選びます。
すると、これまでバックアップしたデータ、同期したデータのあるフォルダが表示されます。その中から復元するデータを選び、「次へ」を押します。
次に復元したいフォルダかファイルを選びます。復元するデータに✅を入れたら、「次へ」を押します。
↓の画像の場合は、ファイル1つを復元することになります。
復元するデータの復元する場所を決めます。決まったら、「開始」をクリックすればOKです。
これで復元されます。
クローンの作り方
次にクローン先の場所を決めます。決まったら「次へ」を押してください。
クローンの内容を確認したら、「開始」を押します。ここで、クローンする内容を間違えたまま開始したとしても、実行中の画面でキャンセルできるので、大丈夫です。
これで終了です!
ブータブルメディアの作り方
ツールから「ブータブルメディアの作成」を選択します。
ブータブルメディアの種類を選びます。今回は、WindowsPEにしました。
洗濯したら、「次へ」をクリックです。
そして、作成するブータブルメディアの記憶媒体(記憶する場所)を選びます。選んだら「次へ」を押します。
すると、作業の進行が始まります。これで終了です。
参考サイト
システムディスクとデータディスクを分けて使おう |
ディスクとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
SSDとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
パーティションとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
何十億人ものユーザーはAOMEIの製品から恩恵を受けられるよう
コメント
こんばんわんこ侍。
いくつか誤字だと思われる箇所、及び感想を書きます。
>ディスク、パーティションのクローン作製
ディスク、パーティションのクローン作成
>インストールラーをGETする
インストーラーをGETする
>ウィルス対策のシステムです。
ウイルス対策のシステムです。
些細な点ですが、小さい「ィ」ではなく、大きい「イ」だと思います…。(ねちっこいな…)
以上です。それにしても、難しい分野だろうに、しっかり使っていてすごいなぁと感心しました。
>HDDは、ハードディスクと同じようなものです。
これは、一緒のことですね。昔はHD(ハードディスク)とHDD(ハードディスクドライブ)って名称が分けられていましたが、今の時代では、HDもHDDも一緒のものを指していると思います。
基本的にはHDD(ハードディスクドライブ)という名称を使いますね。
>SSDは、HDDの亜種みたいなものです。
この表現に笑っちゃいました。確かに!って思いつつ、ちょっと僕なりの言葉で書きますね。
HDDもSSDもどちらも「データを保管する機械」のことです。
スマホでいうと、SDカードとか、内部ストレージってやつです。iPhoneとかだと64GB、128GB、256GBとかのことですね。あれのPC版ってイメージでOKです。
特徴は、以下の通りです。
HDD→データの長期保存に向いている、価格が安い、低速
SSD→データの長期保存には向かない、価格が高い、高速
こんなイメージでOKです。厳密には、もうちょっと色々ありますが…。
例えば、SSDにゲームのデータを保存すると、起動が爆速になります。
最近のPCだと、SSDが主流になっています。何と言っても起動が早いからです。
昔の時代がHDD、今の時代がSSDというイメージでいいかなと思います。(これはかなり間違った意見ですが、初心者のうちはそういうイメージでいいと思いますw)
迷ったら、SSDを選んでおくと良きです。PCの起動時間にも大きな差が出ます。40秒起動が早くなるなんてこともあります。
ただ、SSDは性質上、データの長期保存には向きません。僕は仕組みを分かっていないのですが、一定年数使わずに放置していたら、中身のデータが消える可能性があるようです。よってバックアップなどはHDDが良さげです。
まぁ、一番は両方搭載しているPCがいいですね。僕のPCも両方搭載されています。写真や動画などは大容量のHDD、OSやゲームなど起動を早くしたいアプリはSSDに保存…って感じで使い分けています。
以上です~記事執筆お疲れ様です。参考になりました。