【Windows】ゴミ箱から完全に消去したデータを復元する方法

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ゴミ箱にあるデータを削除してしまった方へ。ゴミ箱から完全に削除したファイルを復元する方法を紹介します

主な方法は4つです!

それぞれについて説明していきます!一番おすすめなのは外部ツールを利用する方法です!また注意点として確実に戻せるかはわかりません!特に削除してから数年以上たっている場合は、復元できない可能性が高いです。

 方法1:外部ソフトを使う

復元のしやすさ 5.0

非常に簡単です。ソフトウェアを利用することでファイルを復元できます。おすすめのソフトウェアは、Tenorshare 4DDiGになります。他にも知りたい方がいればこちら。

注意点として有料です。1か月プランで7000円程度かかります。
またポイントをまとめると下記の通りです。

ポイント
  • 無料の信頼性あるツールを使えば簡単に復旧可能
  • 特にファイル履歴などの設定がされていないときに有効

方法2:Windows標準機能「ファイル履歴」を使う

復元のしやすさ 3.0

この方法はWindowsにもともとある機能を利用します。それがファイル履歴です。注意点として、ファイル履歴を有効化していないと復元できません。また復元する方法がやや複雑です。

ポイント
  • ファイル履歴が有効になっていないと使えない
  • 手順がやや多い
  • 保存先の容量が十分あれば、数年前のバージョンまで残すことも可能

方法は以下の通りです。

ファイル履歴から復元する方法(Windows 10 / 11 )

  1. スタートメニューを開く
    • 検索バーに「コントロールパネル」と入力して開きます。
  2. 「ファイル履歴」を選択
    • 表示されない場合は、「表示方法」を「小さいアイコン」にすると出てきます。
  3. 左側の「個人用ファイルの復元」をクリック
    • バックアップの履歴が表示され、日付ごとのフォルダーが見られます。
  4. 該当ファイルの保存されていた場所に移動
    • たとえば ドキュメント や デスクトップ フォルダーなど。
  5. 復元したいファイルやフォルダーを選ぶ
    • 矢印ボタンで過去のバージョンを参照できます。
  6. 「緑の復元ボタン」をクリック
    • ファイルが元の場所に復元されます。
    • 上書きしたくない場合は、右クリック → 「復元先を指定」で別の場所に保存可能。

ファイル履歴を有効にする方法(Windows 10 / 11 共通)

これから先、ファイル履歴を利用してファイルを復元できるようにしたい方に向けて。ファイル履歴を有効にする方法も伝えます。

  1. コントロールパネルを開く
    • スタートメニューで「コントロールパネル」と検索。
  2. 「ファイル履歴」を選択
    • 表示されない場合は「表示方法」を「小さいアイコン」に変更。
  3. 「ドライブの選択」→ 保存先を指定
  4. 「オンにする」をクリック
    • これで自動バックアップが開始される

保存期間の設定は「ファイル履歴」画面の左側にある「詳細設定」から変更できます。
「空き容量が必要になるまで」にすると、古いバージョンが自動削除されます!

項目設定可能な内容
バックアップ頻度10分ごと〜1日ごと
バージョンの保持期間無期限 / 1ヶ月 / 3ヶ月 / 6ヶ月 / 9ヶ月 / 1年 / 2年 / 空き容量が必要になるまで

方法3:Microsoft公式ツール「Windows File Recovery」を使う

復元のしやすさ 0.0

この方法は「Windows File Recovery」を使う方です。しかし非常に難しく、復元までの道のりが長いです。正直おすすめしません。方法もかなり長くなり、専門用語も多いです。もしやってみたい方がいればこちらの記事を見てみてください。
【完全ガイド】Windows File Recoveryの使い方と復元手順を徹底解説!

注意点というか、メリットとして無料でできます。

方法4:以前のバージョンを使ってデータを復元する

復元のしやすさ 3.0

ファイル履歴から復元する方法と似ているのですが。
「以前のバージョン」からデータを復元できる可能性があります。

注意点、ポイントが2つあります。

ポイント
  • システムの復元やファイル履歴が無効だった場合、この方法では復元できない
  • 復元したことで、最近の変更が消える可能性がある。そのためバックアップを取った方がよい

さて方法は下記の通りです。


「以前のバージョン」で復元する方法

  1. エクスプローラーで復元対象のフォルダーを開く
    たとえば、削除したファイルがあったフォルダー(例:C:\Users\Documents)まで移動します。
  2. 対象のフォルダーを右クリック →「プロパティ」を選択
  3. 「以前のバージョン」タブを開く
    • 復元ポイントやファイル履歴が有効な場合、ここに復元可能な日付一覧が表示されます
  4. 目的のバージョンを選択して「開く」で中身を確認
  5. 「復元」をクリック
    • 選んだ日時の状態にフォルダー全体が復元されます。
    • ※既存の内容が上書きされるので注意してください
  6. 安全に復元したい場合は、「コピー」で別の場所に保存するのもおすすめです!

まとめ

いかがでしょうか。ゴミ箱から削除したファイルを復元する方法を紹介していきました。最近IT系の記事を書いていて思うのは、ChatGPTに訊けばわかることが多いのです。しかし実際にやってみると、全然違う、できない、ってことばかりなんですよね。

だから私のブログは実際にやってみた、というところに価値があるのかも、って最近思います。

  • 外部ツールを使う
  • Windows標準機能「ファイル履歴」を使う
  • Microsoft公式ツール「Windows File Recovery」を使う
  • 以前のバージョンにする

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