大学生で一人暮らしをする、と自分の子供が大学の関係で一人暮らしをするという方へ。
実際に大学生で一人暮らしをしている私自身の費用を紹介していきます。家賃、食事、光熱費などを細かく内訳していきます。
実は、私立大学で実家暮らしと国立大学で一人暮らしの費用は、大体同じくらいになるかもしれません…。
- 子供が一人暮らしをするかもしれない
- 一人暮らしの費用を詳しく知りたい
- 大学生の一人暮らしは、どんな感じなのか。
大学生の一人暮らしの費用
大学生の1ヶ月あたりの費用を表にまとめてみました↓。9月、夏休み中の出費ですので、遊び代が結構かかっています。
家賃、電気代、水道代、ガス代、食費など生活費のみであれば、74432円になります。
1ヶ月あたりの費用 | 料金 |
家賃 | 41000円 |
管理費など | 5400円(共益費) 350円(町内会費) 660円(清掃料) 220円(引き落とし手数料) |
ガス代 | 1464円 |
水道代 | 2514円 |
電気代 | 2740円 |
食費 | 約20000円 |
遊び、雑多 | 飲み代など:10000円 服や生活用品:40000円 |
合計 | 124432円 |
やはり家賃と食費、遊ぶお金が大きく占めていますね。これに加えて授業料や教科書代、さらに大学でサークルや部活に所属すれば、さらに出費はかさみます。
9月は、特に出費が多い月でしたね。やはり高い時で10万円くらいは、余裕で超えてしまいます。ピアス開けたり、メガネ作ったり、服買ったりしてめっちゃお金使いました(笑)。
しかし10月など特に行事が無ければ、8万円くらいで済みます。そのため大体平均して、8~9万円くらいが一月当たりの出費でしょう。生活費だけであれば、8万くらいが相場ですね。
光熱費は、地域と季節に依存する
光熱費、ガス代は、地域と季節に大きく左右されます。まず北海道など寒い地域であれば、ガス代はかさみます。特にプロパンガスだと光熱費は、膨大になります。
最初に9月の生活費を提示しましたが。1月とか寒い季節になるとガス代が1万を超えます。
しかし都市ガスやオール電化の家であれば、もう少し安くなるでしょう。また反対に沖縄など南の国であれば、エアコンなどによって光熱費が大きくなります。
家賃は、寮生だと安いが…
一般的なアパートやマンションよりも、当然大学の寮は安いです。めちゃめちゃ安いです。月に家賃5000円だそうです。
しかし学生同士で済むため、家は荒れ放題で汚いです。加えて寮生同士の交流のために、お金がめっちゃ飛びます。特に私の大学の寮では、家賃+2万円くらい飛ぶそうです。
私立の実家暮らしと国立で一人暮らしの費用は、ほぼ同じ
実際、私の一人暮らしの費用は、生活費だけなら1ヶ月8万円ほど、したがって年間で8×12=96万円になります。そのため私立大学と同じくらいの出費になります。
一般的な私立は、2年次からおよそ学費が160万円ほど(もちろん、初年度や大学によって異なりますが。)。一方で国立大学の学費は、60万円ほどです。
そのため一人暮らしで国立大学では、年間の出費が60万(学費)+96万(生活費)=160万円ほどです。そのため私立大学の学費と同じくらいになります。
私立の実家暮らしと、国立の一人暮らしの費用は、ほぼ同じになるのです。
しかしながら寮であれば、国立大学の方が確実に安くなります。加えて返済不要の奨学金なども利用すれば、私立よりも断然安いです。
しかしながら奨学金も利用せず、一般的なアパートに住むのであれば、年間費用は、私立大学で実家暮らしとほぼ同じになります。
私立でも国立でもバイト必須
1か月で8万円というのは、生活のみの場合です。遊ぶお金は、月に2万円くらいは普通に使います。そのため私立でも国立でも、バイトは必須です。遊ぶお金、生活費を稼ぐにもバイトは、必要になります。
生活費から遊ぶお金まで親が出してくれる人もいるかもしれませんが。
遊ぶお金くらいは、自分で稼ぐべきでしょう。社会経験やコミュニティにもなるので、結構おすすめ。
大学生で一人暮らしをしてきた感想
メリットやデメリットなど、一般的な話も大事ですが。実際に大学生で一人暮らしをしている感想も気になる方がいるでしょう。
続いて、実際に大学生で一人暮らしをしてきた感想を書いていきます。
慣れるまで大変
一人暮らしを始めた時、親と別れた時、普通に泣きましたね。そして生活も食事とかも上手くいかないし、勉強も一人で、話す人もいなくて、寂しかったです。
掃除、洗濯、食事などの家事全般、家賃などの支払いなど慣れるまで、手探りで調べて、失敗を繰り返していました。本当に慣れるまで大変でした。
生活力が上がった
家事全般を毎日自分でやります。そのため料理が上手くなったり、掃除・選択の効率があがったり、家具の間取りを工夫したりするようになりました。
つまり生活力がめちゃめちゃ上がったんですね。さらに生活の知恵や工夫を考えていたら、応用して仕事やバイト、勉強の効率化もできるようになりました。
結構いいこと多いですよ。
お金のやりくりが面倒
本当に面倒です。電気の支払いとかは、口座の引き落としなので、支払い自体は苦ではないのです。しかし食費や家賃などの出費を計算して、毎月遊ぶお金、服に使うお金などを考えなければ、なりません。
そのためお金の管理が非常に面倒です。というか、私は諦めてほぼやってないです(笑)。だから遊ぶお金とか生活費の費用が大まかなんですよね(笑)。たくさん稼いで、使うお金を出来るだけ減らす、とかそういった工夫くらいしかやってないです。
自由で楽しすぎる
もう本当に楽しい。面倒なこと多いし、慣れるまで大変ですが。一人暮らしだと、本当に楽しいです。利用する家具、家具の配置、寝る時間、食べるもの、友達とずっと遊ぶなど、本当に幸せです。
何でも自分で決め、考えて、行動する、ちょっとしたRPGみたいな、ゲームみたいな楽しさがあります。
自堕落になる
最後にちょっと真面目な話。一人暮らしは、自由で楽しいです。しかし自由だからこそ、自堕落になりがちです。
食事、寝る時間もばらばら、栄養バランスもなく、好きなものばかり食べる。そうなると、太ってきたり、体調不良になりやすくなったりします。
実際、私はたった半年で5kg増えました(笑)。自堕落になると、考え方も偏るし、不健康です。なので、一人暮らしをするのであれば自己管理をしっかりしないとヤバいでしょう。
大学生で一人暮らしをするメリット・デメリット
さて、大学で一人暮らしをするときの費用や感想を踏まえて、一人暮らしをするメリット・デメリットをピックアップしていきます。
一人暮らしのメリット
一人暮らしのメリットとしては、①自由度が高い、②独り立ちの準備が出来る、という2点が挙げられます。
①自由度が高い、ということについて。実家暮らしとは異なり、食事、睡眠などを全て自分で決めることが出来ます。加えて、部屋の模様替え、友人を招待することもできます。めっちゃ自由です。
私自身も、家に友人を招いて、鍋パーティをしたり、夜更かししたり、やりたい放題です。
そして②独り立ちの準備が出来る、ということについて。全て自分で管理するということは、これから社会人になる準備もできるということです。水道代、電気代、ガス代、家賃なども自分で管理することになります。
そのためこれから、1人で暮らしていく準備、経験をすることが出来るのです。親から離れて暮らす経験は、大学で学ぶ以上に価値があると思います。
一人暮らしのデメリット
一方で一人暮らしのデメリットは、大きく2つ、①費用が高い、②何かあったとき、1人で対処する必要がある、になります。
①費用が高いについて。家賃、食費、電気代などが余計にかかります。加えて実家に帰る際には、新幹線、飛行機代もかさみます。
一人暮らしの費用を鑑みると、1ヶ月でおよそ8万ほどになるため、年間で8万×12=96万円かかることになります。実家暮らしと比べて圧倒的に費用が高くなります。
②何かあったとき、1人で対処する、について。一人暮らし、ということは怪我や病気にかかった時、自分で対処しなくてはいけません。怪我をしているのに、自分で病院まで歩き、病気なのに自分で食事を作らないといけません。
友人がいたとしても、病気やけがの際に困ります。私も一度、風を引いたときは、友人に買い物をしてもらいましたが、食事は自分で作らなければならず、きつかったです。
まとめ
大学生の一人暮らしの費用を紹介していきました。年間で決して安い額ではありません。大学生になれば、おしゃれにも気を遣うようになるため、さらに出費が増えます。
ただ一人暮らしでは、生活力の向上、自己管理の徹底、など普通では経験できないようなこと、楽しいことがたくさんあります。
費用や経験を鑑みて、大学を選ぶと幸せでしょう!
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