旧帝大の1つである北海道大学を目指す方に向けて。現在北海道大学に通っている私が、北海道大学を目指す前によく考えて欲しいことを書いていきます。志望校はもっと慎重に選んだ方が良いです・・・。
北海道大学を目指す前に
北海道大学を目指す前に少し考えてほしいことがあります。安易に近いから、旧帝の中でも比較的簡単だから、なんて理由で選ぶと後悔するかもしれません!
1.北海道大学の総合入試
北海道大学では、総合入試という特殊な入試形式をとっていて、入試を申し込むときの学部名の欄には”総合入試○○重点選抜”と書いてあります。入試形式が特殊と言っても、二次試験の内容自体は、他の国公立と同じなので、ご安心ください。
北海道大学に総合入試を受験して、入学すると総合教育部という学部に全員入ります。そして、大学1年目の成績が高い人から、大学2年に進級する際、自由な学部に移行できます。理系から文系、医学部にも移行できたりします。
つまり総合教育部では、学部が決まってません。2年生から○○学部○○学科に移行します。
2.もう1年受験勉強するかも・・・
先ほど申し上げた通り、2年生になって自分の行きたい学部に行くには、良い成績を取らなければなりません。人気の学部になるほど競争率が高く、求められる成績も高くなります。
もし、2年次に医学部に移行したい!!となれば、かなりの成績が要求されます。さらに大学の内容は高校の発展なので、かなり難しいです。毎回授業を受けてもほとんど理解できません。
そんな中、好成績を取るには、かなりの勉強量が必須です。つまり移行する学部によっては、受験勉強をもう1年する羽目になります。このようになるくらいであれば、最初から学部を決定して入学したいですよね。
ただ、自分の想像する学習内容と違ったり、やっぱり嫌だ、となるケースが少ないので、メリットでもあります。
友達と先輩がすべて
大学の授業は、賢い友達、先輩とのつながりでだいぶ変わります。友達が賢いとレポートやテストでも高得点を出しやすいです・
また先輩がいれば過去問をもらえます。大学の成績はテストだけで決まるものが多いです。
つまり過去問を持っていれば、遊びながらでも高い成績を維持できます。
3.一人暮らし
お金はかかる。キツイです。一人暮らしをしたいと考えている方も多いと思いますが、そんなに楽しく、輝かしいものではありません。
私は小さい頃から両親が共働きだったので、食事も一人で、家に一人でいることが多かったりしました。そのため、孤独には強いと考えていたのですが・・・。ガチの一人と、家で親がいない一人とはまるで違います。
特に友達がいない場合は、特に厳しいです。大学の授業は想像を絶する難しさ、なのに成績を気にしないといけないから、不安と恐怖の日々で、涙が出ます。
そして、お金。一人暮らしをする場合、一般のマンションは3万から6万円です。総合的にかかる費用は、私立の大学と同じくらいになるかもしれません。
友達がいると楽しい!
この記事を書いたのも5年前ですか。あれから、いろいろあってですね。気づけば、友人も増えて、楽しい大学生活でした。
過去問ももらいながら、自分でも勉強。友達と旅行したり、ドライブしたりと。家に人を呼んだりもしました。一人暮らし、北海道大学きてよかったと思いました(笑)。
最後に:悪いことだけじゃない!!
色々北海道大学のデメリットを述べましたが、勿論いいところもたくさんあります。
ご飯がおいしかったり、就職に有利だったり、たくさんあります。とにかく北大など大学を考える前に自分のやりたいこと、興味のあることを少しだけ考えてみてはいかがでしょうか?
もし、北海道大学を目指すなら。赤の他人である私が言えることは。私のことを先輩と呼べるようになってください。(なんかイタイな。笑)
最後までご清覧ありがとうございました。
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